アルミの薄物・長尺・歪みやすい形状など、「作れるが安定しない」案件に対し、加工条件と工程設計から見直し、安定した仕上がりを実現します。
試作から量産まで、現場で実際に起きる問題に対して「どうすれば安定して作れるか」を考えながら加工しています。
■ こんなお悩みに対応しています
加工後の手間がかかっている
薄物で歪みやすく、寸法が安定しない
小ロットでも品質を落としたくない
試作から量産まで一貫して任せたい
■ 加工のポイント
アルミ特有のバリ・変形を考慮した加工条件の調整
工具選定・段取りで仕上がり品質を安定化
小ロットでも再現性のある加工
■ 対応材質
A5052、A6063を中心に、A2017、A6061、A7075、A5056などのアルミ合金に対応しています。
■ 加工上の考え方
アルミは加工しやすい材料と思われがちですが、薄肉や長尺形状では反りや歪みが出やすく、加工方法によって仕上がりに差が出ます。
■ 工程設計と工夫
加工順序やクランプ方法を工夫し、寸法が出ていても組立や使用時に扱いにくい部品にならないよう、寸法安定と仕上がりのバランスを重視しています。
■ 品質への配慮
要求精度や用途に応じて切削条件や工具を選定し、面粗さやエッジ部の処理状態にも配慮しています。
■ 後工程・実使用まで意識
図面どおりに加工するだけでなく、組立時に外観となる面や、後工程で品質に影響しやすい箇所についても、加工段階で無理の出にくい仕上がりを心がけています。
■ 再現性(試作〜量産)
試作から小ロット量産まで対応し、加工条件や測定内容を管理することで、再注文時も同等品質での再現を行っています。
■ ご相談について
アルミ部品加工についてのご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご依頼にあたって
■ 外観要求
外観傷の許容が極端に厳しい案件については、品質確保の観点から対応が難しい場合があります
■ タップ
極端に薄い板材への深いタップ加工や、貫通直前で止める加工など、ねじ部の肉厚が不足する形状については、条件により対応が難しい場合があります
■ 図面不備
寸法や公差の記載が不十分な場合は、確認にお時間をいただく場合や、お受けできない場合があります
■ 短納期
極端な短納期のご依頼については、品質確保の観点から対応が難しい場合があります
■ 図面・データ
DXF(2D)やIGES(3D)などのデータをご支給いただける場合は、形状確認や加工プログラム作成がよりスムーズになります。
図面のみの場合でも対応可能です。
内容に応じて最適な方法をご提案いたしますので、まずはご相談ください。
ご注文から出荷まで
加工現場では、前後の流れも含めて仕事が動いています
加工というと、
「図面通りに削る仕事」
というイメージを持たれる事もあります。
ただ実際には、ご注文から出荷まで、多くの工程が前後につながりながら動いています。
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■ 見積もり・打ち合わせ
まず図面を確認します。
材質、数量、外観、後工程、納期
加工内容によっては、
「どう保持するか」
「どの順番で加工するか」
まで含めて考える事もあります。
また、必要に応じて3Dデータなども確認しながら、加工方法を検討しています。
特殊な工具が必要になりそうな場合は、工具の確認や見積もりを行う事もあります。
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■材料手配・加工準備
加工内容に合わせて、材料や工具の準備を進めます。
アルミ材は、材質や状態によって加工性や外観の出方が変わる事があります。
また、加工そのものだけではなく、
「後でアルマイトへ出した時どう見えるか」
まで考えながら進める事もあります。
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■加工
加工では、どこを保持するか、どの順番で加工するかを考えながら進めます。
一度で加工した方が良い場合もあれば、工程を分けた方が安定する場合もあります。
ただ、工程を増やしすぎると、基準の取り直しによる誤差につながる場合もあります。
そのため、
「どこでバランスを取るか」
を考えながら進めています。
また、加工中だけではなく、
「次工程へどういう状態で渡すか」
も重要になります。
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■ 検査
寸法測定や外観確認を行います。
ただ、アルミ製品では、検査工程そのものが傷や打痕のリスクになる場合があります。
測定時の接触や異物の噛み込みなど、加工以外の部分でも注意が必要になります。
また、難しい加工だけではなく、普段よくある加工の方が、思い込みによるミスが起きやすい場合もあります。
そのため、確認を行いながら進めています。
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■表面処理・後加工
必要に応じて、アルマイトや追加工などを行います。
加工段階では問題なく見えても、表面処理後に初めて分かる事もあります。
そのため、
「もしかしたらここが目立つかもしれない」
といった部分も、ある程度予想しながら進めています。
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■梱包・出荷
完成後は、製品形状や外観に合わせて梱包を行います。
輸送時には、積み方や荷重、接触などによって、思わぬ方向から力が加わる場合があります。
そのため、重心や接触しにくい状態なども考えながら、なるべくイレギュラーな動きが起きにくい状態を意識しています。
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■最後に
加工現場では、一つ一つの工程が独立しているように見えて、実際には前後につながりながら動いています。
豊原刃物では、加工そのものだけではなく、
「最後まで安定して成立するか」
も含めて、ものづくりを考えています。